2010年度 沖野桃花さん(中3)

「私とそろばん」

私がそろばんを始めて、はやいものでもう七年ががちます。

この七年間嬉しかったこと、悔しかったことたくさんのことを経験しました。これまでそろばんを続けてくることが出来たのは、優しく時には厳しくご指導してくださった先生、一緒に練習に励んだ塾の友達、塾の送り迎えをしてくれ、いつも応援してくれた家族が居てくれたからだと思います。

 

私が、そろばんを習い始めたきっかけは姉が習っていたからです。初めてそろばん教室に行った時のことは、今でも覚えています。皆が一生懸命に練習をしている中、教室に入ってとても緊張していました。先生がとてもやさしく接してくれすぐに馴染むことが出来ました。最初のころは検定試験を受けるごとに、級が上がっていき、とても楽しかったです。でも級や段が上がっていくにつれて合格するのがだんだん難しくなり、楽しくないと思うようになった時期がありました。周りにいるいろいろな人たちから励ましや、応援の言葉をかけてもらいここまで来ることが出来たのだと思います。

 

これまでに何度も大会に出場してきましたが、大会までの練習はとても大変で、毎日のように練習に通いました。大会当日に練習してきた結果が、出ることもありましたが、緊張して悔しい思いをした大会も何度かあります。しかし毎年徐々にではありますが、進歩しているという事を実感しています。

 

私は今、珠算も暗算も九段を持っています。自分が九段を取ることが出来るなんて思ってもいなかったので、合格した時にはとても驚きました。そして、目標としている十段には何度も挑戦をして、あともう少しという点数が取れたこともありました。しかし、「十段に合格する」合格したいのなら練習するのみです。この目標を達成するために、日々の努力を惜しまずこれからも頑張っていきたいです。